基本の石けんの作り方

基本の石けんづくり

家庭でつくることができる石けん作りの技法「コールドプロセス法手作り石けん」。
手順はとてもシンプルで難しくありません。
ただ、苛性ソーダという強アリカリの劇薬を使用するので、安全性には十分に配慮してつくっていきましょう。

 
 
 
新聞紙手順1:
作りたい石けんレシピを選びます。

・初心者さんにおすすめ
/「3つの石けんレシピ」
・中級者さんにおすすめ
/「HonoBono-Labの石けんレシピ」

小さな子どもやペットがいる場合は安全を確保してください。
部屋の換気をよくしておきます。
作業する場所に新聞紙を敷いておきます。
道具類や材料を準備しておきます。

※道具類と材料に関しては、「石けんづくりの道具と材料」のページを参照


 
石けんの型手順2:
石けん生地を流し入れる「型」を作成しておきます。

※作成方法に関しては、「石けん型のつくり方」のページを参照

 
ゴム手袋手順3:
エプロン、ゴム手袋、マスク、メガネ(ゴーグルor サングラス)を装着します。

 
湯煎手順4:
ココナッツ油、パーム油、ラード、シアバターなど、常温で固形の油脂は、湯煎にかけて液体状に溶かしておきます。
材料の油脂すべてをボウルに計量します。
精油や粉末などを入れる場合は、小さな容器などに計量しておきます。
苛性ソーダは必ずゴム手袋を着用の上で、紙コップなどに計量しておきます。
精製水は耐熱プラスチックの容器に量り入れます。

 
苛性ソーダ水溶液手順5:
苛性ソーダ水溶液をつくります。
耐熱プラスチックの容器に量りとっている精製水の中に紙コップに量っておいた苛性ソーダを少しずつ入れていきます。
かき混ぜ棒で、透明になり苛性ソーダの粒がなくなるまで溶かします。

〔注意〕
この時に苛性ソーダ水溶液が高温になるので、取り扱いに注意します。
刺激臭のある蒸気が出るので吸わないように注意します。必ずマスクとゴーグル着用すること。

 
冷やす手順6:
ボウルに分量の油脂を入れて、ボウルごと湯煎にかけて38 ~ 42℃まで上げます。
高温になった手順5 の苛性ソーダ水溶液を、容器ごと氷水につけて38~ 42℃まで下げます。

 
攪拌手順7:
油脂と苛性ソーダ水溶液、2つの温度が揃ったら、油脂を泡立て器で攪拌(かくはん)しながら、少しずつ苛性ソーダ水溶液を垂らすように入れていきます。
すべての苛性ソーダ水溶液を入れ終わっても、攪拌(かくはん)する手を休めず続けます。
攪拌(かくはん)していくと、だんだんもったりした石けん生地になってきます。

〔注意〕
この時の石けん生地はお菓子生地のようにとてもおいしそうに見えますが、皮膚に付着したり目に入ったりすると大変危険なので、厳重に注意します。

 
トレース手順8:
泡立て器を持ちあげて、石鹸生地に線がかける状態(トレース)になるまでかき混ぜ続けます。

〔トレースの見分け方〕
温度を合わせた油脂と苛性ソーダ水溶液を攪拌(かくはん)すること20 分足らず。だんだんもったり
してきて、泡立て器を持ちあげて跡が残るようになれば型入れ時。
トレースが出る前に型入れすると、生地が型の中で油と水に分離してしまうので注意してください。

〔20分攪拌し続けてもトレースが出ない場合〕
トレースが出る時間は、レシピや使っている油脂、また室温などの条件によって差が出ます。
(中にはトレースまで4時間以上かかることも)
20分以上攪拌(かくはん)し続けてもトレースが出ない場合は、石けん生地が入ったボウルにラップをはり、トレースが出るまで待つこと。

 
型入れ手順9:
トレースが出たら、石けん生地を型に流し入れます。

〔香りづけや模様づけ〕
石けんに香りをつけたり、色や模様づけをしたい場合は、「石けんレシピノート」のページをご参照ください。

〔型の封を閉じる〕
牛乳パック型を使用している場合は、ガムテープなどで蓋をしっかりと閉めます。
アクリルモールド使用の場合は、ラップをします。


 
保温手順10:
保温工程に入ります。
石けん生地を流し入れた型は発砲スチロールの箱に入れるか、厚手のタオルやブランケットに型ごとしっかりと巻いて、24時間保温して固めます。

 
石けん作りの片付け手順11:
保温の間、片づけをします。
石けん生地づくりに使った道具類は、ゴム手袋着用の上、付着した石けん生地を古新聞紙やボロ布でキレイにぬぐいます。
石けん等で洗います。
スポンジは通常の食器洗い用とは分けて使用します。

 
型出し手順12:
24時間の保温後、大体3日~6日ほどで型出しができます。

〔型出し〕
牛乳パックの場合は四隅をカッターナイフで切り、展開するような形で、型から出します。
アクリルモールドの場合は、押し出し板の上にのせてモールドを押し下げるようにして、型から出します。

 
石けんカット手順13:
型から出したブロック上の石けんは、表面が乾く1~3日でカットができます。
ゴム手袋着用の上、包丁などを使って好みの大きさに切ります。
日が当たらない、なるべく涼しい場所で4週間ほど熟成&乾燥させます。


 
手づくり石けん手順14:
解禁した石けんはパッチテストを行い、本格的な使用が可能です。

〔パッチテストの方法〕
作成した石けんを泡立て、腕や太ももの内側などの皮膚のやわらかい部分に塗り、24時間、赤みや痒みなどの異常が表れないか反応をみます。

 
※石けんづくりの疑問点に関しては、「トラブルシューティング」のページをご参照ください。

 
 
 
3つの石けんレシピ